センター的機能

地域において子どもの学びを支え、つなぐために

1 思い

 本校は、障害のある子どもへの支援の専門性を生かし、校園における一人ひとりの教育的ニーズに応じて適切な支援を行うことができるようセンター的機能を発揮し、地域における特別支援教育の推進を目指します。

2 特別支援学校におけるセンター的機能とは

「特別支援教育を推進するための制度の在り方について(答申)」(平成17年 中央教育審議会)において6項目から整理されています。

〔センター的機能の具体的内容〕
①小・中学校等の教員への支援機能
②特別支援学校等に関する相談・情報提供機能
③障害のある幼児児童生徒への指導・支援機能
④福祉、医療、労働などの関係機関等との連絡・調整機能
⑤小・中学校等の教員に対する研修協力機能
⑥障害のある幼児児童生徒への施設設備等の提供機能

3 センター的機能の具体例

ケース 1 担任への特別支援教育に係る支援 

「目の前の子どもへの適切な支援の内容や方法が分からず、困っている」「子どもの行動の意味が理解できない」等、担任の先生の相談に応じます。校園へ訪問させていただき、対象である子どもの実態把握を基に助言をします。申し込み方法はこちら(教育相談)をご覧くだ さい。

 

ケース 2 校園内の研修・様々な情報の提供

 特別支援教育に関わる様々な情報を提供するとともに、教員のニーズに応じた研修会の開催への協力をします。本校を知っていただく機会を持ったり、障害の特性に応じた教材・教具に関する情報提供を行ったりも、必要に応じて行います。

 

ケース 3 施設設備の提供・関係機関との連携

相談のうえ、施設設備を開放します。また、発達検査・知能検査器具の貸出を行います。各教員からの相談内容に応じて、外部機関への連携を図りながらひとりひとりの子どもへの支援に取り組みます。