学校長挨拶

子(こ)どもたちが大好(だいす)きになる学校(がっこう)を目指(めざ)して

 

 野洲養護学校(やすようごがっこう)は、開校(かいこう)から17年目(ねんめ)となります。開校時(かいこうじ) 191名(めい)の児童生徒数(じどうせいとすう)は、増(ふ)え続(つづ)け、今年度(こんねんど)は、小学 部(しょうがくぶ)170名(めい)、中学部(ちゅうがくぶ)98名(めい)、高等部(こうとうぶ)153名(めい)の合計(ごうけい)421名(めい)でスタートをきることになりました。

 大規模校(だいきぼこう)ではありますが、子(こ)どもたち一人(ひとり)ひとりを大事(だいじ)にしながら、本校(ほんこう)の教育目標(きょういくもくひょう)である

  • 「いきいき元気(げんき)な子(こ)( 命(いのち)と健康(けんこう)を大切(たいせつ)にし、心身(しんしん) ともにたくましい子(こ) )
  • 「心豊(こころゆた)かにひろく考(かんが)える子(こ)」(いろいろな経験(けいけん)をし、興味(きょうみ)・関心(かんしん)をひろげ、学(まな)び、考(かんが)え、心豊(こころゆた)かに感(かん)じる子)
  • 「豊(ゆた)かに伝(つた)え合(あ)う子(こ)」(いろいろな人(ひと)と関(かか)わりをひろげ、楽(たの)しむ子(こ)、思(おも)いや願(ねが)いを伝(つた)えあい、コミュニケーシ ョンを豊(ゆた)かにする子(こ))
  • 「未来(みらい)を拓(ひら)く子(こ)」(自分(じぶん)らしく意欲的(いよくてき)に取(と)り組(く)み、自分(じぶん)の思(おも)いや願(ねが)いを実現(じつげん)する子(こ)、生活(せいかつ)を豊(ゆた)かに広(ひろ)げ、仲間(なかま) と 力(ちから)を合(あ)わせて社会参加(しゃかいさんか)する子(こ))

を目指(めざ)して丁寧(ていねい)な指導(しどう)をしていきたいと考(かんが)えています。

 また、子(こ)どもたちには、学校(がっこう)が大好(だいす)きでいてほしいと願(ねが)っています。大好(だいす)きな友達(ともだち)や先生(せんせい)のいる学校(がっこう)に楽(たの)しんで通(かよ)い、いろいろなことを学(まな)び、遊(あそ)び、感動体験(かんどうたいけん)をいっぱいしてほしいと思(おも)います。そのために教職員(きょうしょくいん)は、まずは一人(ひとり)ひとりの子(こ)どもたちの気持(きも)ちに寄(よ)り添(そ)い、子(こ)どもたちが自分(じぶん)の思(おも)いを素直(すなお)に表現(ひょうげん)でき、やりたいことが自(みずか)ら実現(じつげん)できる学校(がっこう)づくりをしたいと考(かんが)えています。

 しかし、子(こ)どもたちの目標(もくひょう)や夢(ゆめ)の達成(たっせい)は、学校(がっこう)のみで実現(じつげん)できるものではありません。学校(がっこう)と保護者(ほごしゃ)の皆様(みなさま)、子(こ)どもたちを取(と)り巻(ま)く関係機関(かんけいきかん)の皆様(みなさま)と手(て)を携(たずさ)えて取(と)り組(く)むことが大切(たいせつ)であると考(かんが)えますので、どうぞご理解(りかい)とご協力(きょうりょく)をよろしくお願(ねが)いいたします。

 

 

令和(れいわ)6年(ねん)4月(がつ)    

滋賀県立野洲養護学校(しがけんりつやすようごがっこう)

校長(こうちょう)  生駒(いこま) 智昭(としあき)