研究部

2021年12月15日(水)『第61回全国学校体育研究大会滋賀大会プレ大会』

県内特別支援学校等より15名程度の参加がありました。午前は6つの公開授業を行い、各学部の授業を参観していただきました。「子どもたちがいきいきと活動する姿をみることができました」「先生と子どもの関わりや教材の工夫等、なるほど!と思うことがありました」等、貴重なご意見、感想をいただきました。午後は、指導助言者である大阪体育大学准教授 曽根裕二先生に『障害のある子どもにとっての運動やスポーツの意義』というテーマで講演をしていただきました。いろいろな場面で子どもが“自分で選ぶ”ことの大切さ、学校生活の中で運動やスポーツを楽しむことが“豊かなスポーツライフ”につながっていくということについて、7月の講演内容をさらに深めて話していただきました。講演後は、発達課題ごとの6つの分科会に分かれて本校教員も参加して研究協議(全校たてわり授業研)を行いました。各分科会のテーマを中心に、子どもの姿を通して、授業のねらい・内容・手立て・評価等について議論しました。グループ討議では校外参加者からも様々な視点からの意見をいただき、日々の実践を振り返る良い機会となりました。

 

2021年12月23日(木)『全校研究会』(全校たてわり授業研)

8/24、12/15に引き続き、発達課題ごとの6つの分科会に分かれて授業研を行いました。実践報告やグループトークでは、具体的な子どもの姿を通して「そのときの子どもの思いは?」「楽しい活動を通して様々な力を育てるには?」…等、学部間の違いや共通性も含めて大切にしたいことについて話し合いました。また、一人ひとりの子どもたちが成長する姿を、学部を超えて共有し喜び合う機会にもなりました。各分科会の助言者の先生方からは、分科会テーマに沿って授業で大切にしたいポイントや具体的なヒント、アイデアをたくさん教えていただきました。研究会を通しての気付きや学びをみんなで共有し深め、日々の実践の中でしっかりと子どもたちに返していきたいと思います。

 

『障害のある子どもにとっての運動やスポーツの意義』

2021年7月27日(火)『全校研修会』
『障害のある子どもにとっての運動やスポーツの意義』というテーマで、大阪体育大学准教授 曽根裕二先生に講演をしていただきました。何よりも、子どもたち自身が運動やスポーツそのものを楽しむことが大切である(「主人公は子ども!」)ということ、そのための題材や教材の工夫、指導や支援のあり方等について具体例を通して考えることができました。また“アダプテッド・スポーツ”(一人ひとりの発達状況や身体の状態に「適応(adapt)させた」スポーツ)の視点や事例からはこれまでにない新たな学びを得ることができました。一人ひとりの学びをみんなで共有し、よりよい授業づくりにつなげることができればと思います。

 

『全校研究会』

2021年8月24日(火)『全校研究会』
(AM:学習会1、学習会2-① PM:学習会2-②、全校たてわり授業研)
学習会1では『子どもたちを理解する~気付かれにくい視点を通して~』というテーマで、本校教頭 川島民子先生に話をしていただきました。子どもたちの行動の背景にある理由を考えることの大切さ、その理由を考える視点の一つとしての“感覚”(特に“触覚”)についてのお話からは、「触覚には識別系と原始系があること」「触覚防衛反応の軽減」等、たくさんの新たな学びがありました。“なぜかな?”と常に立ち止まり、子どもの立場に立って様々な視点からのその理由を考えることの大切さを改めて振り返る機会になりました。
学習会2では、『子ども理解と授業づくりに発達理論を活かす ~障害のある子どもの発達と「からだ・体育」の取り組みについて~』というテーマで、本校元教員 山本千鶴子先生に話をしていただきました。発達的な視点(認識面の発達と運動面の発達の関係等)を子ども理解や授業づくりにどのように活かしていくかというお話からは、小・中・高と成長していく過程での違いも含めながら、子どもたち一人ひとりが手ごたえを感じ楽しむことができるような学習内容を考える様々なヒントを得ることができました。学んだことをよりよい授業づくりにつなげていきたいと思います。
全校たてわり授業研では、発達課題ごとの6つの分科会に分かれて授業研を行いました。各分科会、子どもたちがいきいきと活動する姿が報告され、授業のねらい・内容・手立て・評価等について議論をすることができました。少人数のグループトークでは、授業の一コマから「困った姿に見えるけど…その理由は?」「楽しさや手ごたえを感じるポイントは?」「こんな工夫はどうか?」等、一人ひとりの教員が様々な意見を出し合いました。学部を超えて交流・議論することで視野も広がり、小・中・高のつながりについてもみんなで考え合うことができました。

『教育研修会』

2021年8月26日(木)
『教育研修会』~校内だけでなく、地域の先生方にとっても学びの場に!~

野洲養護学校のセンター的機能を発揮する活動の一環として、校区内の地域の先生向けの『教育研修会』をオンライン形式でおこないました。
『地域で学ぶ自閉スペクトラム症児の理解と支援のあり方』と題して、全国各地で活躍されている岐阜大学 別府哲教授に豊富な事例を交えながら講演をしていただきました。
「障害のとらえ方」「行動面だけでなく、その背景を丁寧に読み解くことの大切さ」
「子ども自身の物の見方や受け止め方が〝ユニーク“ととらえることで、その子どもの世界に入らせてもらうようにすることが、本当の子ども理解や寄り添うことにつながる」
「子どもにとって好きなことをしてくれる人は、好きな人になり、心を開いていく」
校内の教師にとっても、目の前の子どもたちの顔を思い浮かべながら聴くことができ、良い学びの場になりました。
地域からは、保育園や幼稚園、小中学校の特別支援学級、そして発達支援センターや教育委員会からも、80人近くの先生方がオンライン参加していただき、「温和な語り口調でとても分かりやすく、2学期から子どもたちを迎えることが楽しみになった!」「(当初予定していた)学校見学をして養護学校の良さをもっと学びたかった!」などたくさんの感想をいただきました。本校在籍の子どもたちだけでなく、地域全体の子どもたちにとって、より良い理解と支援につながるように、支援者同士が一緒に手を取りながら、力量を高めていきたいものですね。